5月18日〜5月22日まで北海道に出かけました。札幌周辺をうろうろながら、
シキ・チを探すのと桜キビタキを写すことが目的です。
まず最初は新川河口へ。潮時は満潮、見渡せどシギ。チは居らず、居るのは
ウミネコのみ。唖然・呆然。

やむなく、昼食を食べているとシギが飛び出してきました。やれ嬉と思い
よく見れば、毎日見慣れているキアシシギでありました。ここまで来て、
キアシシギではとてもさびしい。
やむなく、はまなすの丘公園に向かいます。まだ草木は、芽吹きはじめ
たばかりで、とても見通しが良いです。ノビタキとヒバリの鳴き声が目立
ちます。
ノビタキの雌であります。毎年初めて見ると何故か見たことの無い珍鳥
に逢った様な気がする、不思議な鳥。

こちらは、雄。不思議なことに、雄と会っても[ああノビタキの雄]だけで終
わってしまう。この雌との違いは何なんだろうか。
いずれにしろ、日光で会えなかったノビタキに、今日沢山会えてとても嬉しい。

広い遊歩道を歩いていくと、ホウアカと出会えた。この1羽だけであったが
やはりよい色をしている。 ちょっとピンが・・・。

はまなすの丘公園でいぢばん多かったヒバリさん。にぎやかに囀っていました。
この子は、のんびり屋さんで、私の目の前に下りてきて餌を探していました。

強い風の中、風に乗って羽ばたきもせず、囀って居るヒバリであります。
まるで戦闘機のような形です。

2羽ほど居たノゴマ。時々囀っていた。まだ渡ってきたばかりで慣
れていないのか、ブッシュの間に入って囀るのには、まいりました。

はまなすの丘公園でも目的のシギ・チに合えず。地元の方に聞いた所
、たまにしか入らないとのこと。残念でありました。
時間が中途半端となり、予定を変えて小さな公園で時間をつぶすこととした。
豊平公園に行ってみる。3時近いせいもあるが。鳥の鳴き声がしない。歩き
回ってもスズメの声だけ。
やっと見つけたのが目の周りにくまを作って、一生懸命囀っているアオジ
さん。横浜で越冬しているアオジは、人を見るとすぐ藪に潜ってしまうが、
この時期のアオジは目立つ場所で元気に囀っている。まるで別人。

何も居ないなと思いつつ目の前をすっと横切る小さな鳥。「あれっ」
とよく見ればコサメビタキ。
これ以降、目を皿のようにしてじっくり見れば、公園のそこら中に一杯居た。
この鳥は、あまり囀らず、囀っても目立たないし、小さいので何時も見落
としているのでしょうね。

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